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ことわざ大賞
入選作品発表

2022年のテーマ「スポーツ」

2022年創作ことわざ大賞に、たくさんのご応募をいただきありがとうございました。
厳正なる審査の結果、入選作品が決定しましたので、ここに発表します!

「トライしかけてノックオン」

王騎さん(中学生)

意味

どんなに余裕がある場面でも調子にのると失敗してしまう。
最後まで慎重に行動しようという教訓。

説明

派手なパフォーマンスよりも地味でもきっちりと役割を果たすことが大事。
ラグビーで独走後、余裕でトライ出来る場面到来。かっこよくトライしようと調子にのった結果、ノックオン(ボールを前に落とす反則)をしてしまったことから生まれたことわざ。

受賞の理由
From こと犬

いやぁ、「トライしかけてノックオン」とは残念だったね。 ここまで上手くいってて最後にかっこいい姿で華を添えようとして失敗しちゃったんだから、 悔しさもひとしおだったんじゃない?
地味でも確実な成果こそ最大の華ってことなんだなぁ。
「浅い川も深く渡れ」「月夜に釜を抜かれる」など、 ことわざには油断を戒めるものがたくさんあるね。
それって「あの時こうしていれば…」って後悔した人がそれほど多いってことなんだよね。
油断大敵は、いつの時代でも大切な戒め。 こうした新しい現代風の表現が追加されていくことで、 油断がいかに危ないことか、未来に伝わっていくんだ。
一言で状況や心境が分かるように表現されていて、語呂やリズムもいい。 失敗から生まれた教訓を活かした見事な創作ことわざでした。

「トマトでバドミントン」

みうさん(中学生)

意味

(1)思い付いてもやらない方が良い事
(2)ほぼ不可能なこと

説明

お弁当に入っていたトマトがすごくやわらかくてすぐつぶれてしまったため、 バドミントンはできないなといらない思い付きをしたから。

受賞の理由
From こと犬

とにかく、発想が面白かったよ!
熟れたトマト見て「バドミントンできないな」なんて、なかなか思いつかないよね!
ラケットで打ってしまったところを想像したら、 「…たしかにやらないほうがいいな…」って思ったよ。
初めて聞いた表現でも、浮かんだ絵面から意味が想像できるのは、 ことわざのポイントのひとつ。
トマトをミニトマトと表現したら、シャトルっぽくてもっとイメージしやすかったかも。
ユニークで面白い創作ことわざでした。

「名手のグローブは臭い」

元野球部さん(高校生)

意味

なにかをなしとげるには、グローブが臭くなるくらい努力しないといけないということ。

説明

野球部のグローブが汗臭いからです。

受賞の理由
From こと犬

なかなか実感がこもった創作ことわざでした。
何ごとも努力が大切というのは言うまでもないことなんだけど、 それをそのまま言葉にするより説得力があったよ。
確かにあんまり練習していない人のグローブより、 頑張った人のグローブは何倍も臭いだろうね。
その持ち主を「名手」とすることで、その臭ささえもかっこいいものに感じられたよ!
でも、努力すれば誰でも名手になれるわけではないんだよね。
意味や説明にもうひとひねりあったら大賞を取れたかもしれないよ!

豚も足が速い

卵かけご飯さん(中学生)

意味

人や生き物を偏見だけで何ができるか、できないかを決めつけてはいけないということ。

説明

たまたま豆知識を調べた時に、豚は9秒台で走れることを知りました。 振り返ってみると自分は偏見だけで物事を決めつけていたことがあったので、 このことわざを作りました。

スポーツ前のつめ切り

あいちゃん さん(小学生)

意味

事前準備が大切と言うこと。

説明

マット運動などする時に、つめが折れたり、人にぶつかると怪我をさせてしまいます。 前もって爪を切っておいた方がいいと言う所から。

四連続でダブルコークを成す

原 瑠璃奈さん(中学生)

意味

最高難度の技で誰にも真似出来ないから、それほど難しく、難易度が高い、凄いことへの例えや意味。

説明

自分はスポーツがあまり上手ではないけれど、ニュースを見て、この技に圧倒されたからです。

父のスポーツ観戦

下田々さん(中学生)

意味

なんの経験もない人が、その道を進む人に一丁前に口出しをすること。

説明

ワールドカップで父が選手に対してテレビに向かって口出ししてたのを見た。

勝者も敗者も得るものはあり

西本 実乃梨さん(高校生)

意味

スポーツで勝ち負けが決まっても、 両者協力することの大切さや戦略の立て方など得るものは少なからずある。

説明

体育祭や体育の授業で試合に負けてしまったが、 クラスのみんなと結果関係なく学べることがあったよねと振り返る良い機会が多いから。

走れば二つ止まれば一つ

ケンタウロスさん(高校生)

意味

どんな事もそれをやり通せば、たくさんのことが手に入る。途中でやめてしまうとあまり意味がない。

説明

授業でマラソンのとき、最後まで走りきったら、 達成感やタイム、体が強くなったりとたくさんメリットがある。 しかし途中でやめたららくな気持ちしか得られなかったから。

走るさきに光あり

米坂 瑠珂さん(小学生)

意味

なにごとでもどりょくし、はしりつづければどりょくはむくわれるといういみ。

無料体験で沼にはまる

新井 悠斗さん(小学生)

意味

思いがけぬスポーツにはまるかもしれないということから。 「犬もあるけば棒に当たる」のちょっとリズムを使った。

汗は正直者

古河 采芽さん(中学生)

意味

自分では頑張ったという実感がなくても何かをした後の汗は、 がんばったという証拠を残してくれることから、自分では気づけないが実は頑張っているということ。

説明

体育大会の科目練習の時に、あまり練習していなくて上手くいかなかったなと思っていたが、 本番で普通の汗とはちがう爽快な「やり切った」という 気持ちの良い汗をかいたときに自分は頑張っていた事に気づいたから。