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ことわざ大賞

テーマに沿って、オリジナルのことわざを作る「創作ことわざ」のコンテストです。
新しいことわざとして未来に遺していきましょう。
協会内での厳正な審査の上、優秀作品はWebで発表の上、豪華副賞をプレゼント!

2024年のテーマ

睡眠すいみん

「もっと寝たい」「ずっと起きていたい」「眠れない」「いい夢を見たい」など、
『睡眠』はだれもが毎日することだけれど、人によって持っているイメージがちがうもの。
あなたにとっての『睡眠』を、オリジナルのことわざにしてみましょう!

例えば…

「マシュマロをまくらにわたあめにす」

(意味)

(1)この上なく幸せな気持ちで安眠することのたとえ。
(2)日々の生活がこの上なく幸せであることのたとえ。

(例文)

家族と遊園地で目いっぱい遊び、ごちそうを食べて、
マシュマロを枕にわたあめに臥す心地で一日を終えた

入選作品には
豪華賞品プレゼント

大 賞

2万円相当
ギフトカード

優秀賞

1万円相当
ギフトカード

佳作

2千円相当
ギフトカード

応募締切

2024年11月30日(土)

★Webでのご応募

以下の投稿フォームよりご応募ください。
ご応募後、応募完了の通知メールを自動送信します。

★郵送でのご応募

申込用紙をダウンロードの上、ご郵送ください。
〆切当日消印有効です。

★注意事項

以下の場合、選出対象外となります。ご注意ください。

オリジナルのことわざではない
創作ことわざのテーマに沿っていない
誤字脱字がある
意味がわかりやすく書けていない
伝わりやすく説明できていない など

★発 表

優秀作品は以下の媒体で発表します。

一般社団法人 ことわざ検定協会 ホームページ

小学校 3~4年生の先生へ

小学3年生の単元で学習する「ことわざ」。
ことわざは、生きていく上での知恵や教えを、短い言葉で言い表したものですが、
それは古い時代に発生したものだけに限りません。
新しいことわざは、世界中で日々生まれています。
国語の探求と、クリエイティブなセンスを育てるきっかけとして、
『創作ことわざ大賞』へのご応募を、学校学習に取り入れていただければ幸いです。

語彙力が身につきます

語彙とは特定の言語や分野、作品などでそれぞれ使われる単語の総体のことを言います。
語彙力とは、その人が持っている単語の知識と、話をするときに相手や場面に合せて、スマートに伝わるように言葉を選んだり、表現を変えたりする力のことです。
SNSでバズっている人の投稿は、物事に対して面白い言い回しをしている場合が多いですよね。
お笑い芸人さんのトークでも、比喩表現や言い回しの妙で場がどっと沸きます。
彼らが面白い話術を繰り広げられるのは、身につけている語彙が多い上に、それらを使いこなす力があるからこそです。
語彙力が高い人の話術には人の心を惹きつける力があり、コミュニケーションが重視される現代において、非常に重要な能力と言えるのではないでしょうか。
そんな『語彙力』を身につけるためには、たくさんの『言葉』を知り、使いこなすためのトレーニングが必要です。
それに最適なのが『創作ことわざ』です。
なぜなら、ことわざこそ、比喩表現と言葉遊びの宝庫だからです。
ことわざは、見たもの聞いたものを単純に言い表しているだけではありません。
たとえば、『絵にかいた餅』ということわざは読んだままだと単にお餅の絵ということでしかありませんが、そこには『実際の役には立たない』という意味が込められています。
でも、会話の中で「そんな計画はしょせん絵にかいた餅だよ」と言われたとしたら、そのことわざを知らなくても、なんとなく意味がわかると思いませんか?
ことわざとは大昔から、そのように使われてきました。
ことわざを使うだけでなく、創作ことわざを考えることによって、身の回りで起こったことを『たとえ』にして、『言葉』を使い、スマートに『表現』するという、語彙力のトレーニングに最適なツールだといえます。
作品を思いついたら、より語感が良くなるようにブラッシュアップするのも、頭のトレーニングとして効果的だと思いませんか。

実際の参加者の声

【2022年応募 中学生】

「創作ことわざを作ってみて、とても楽しかったです。
今まで、ことわざを覚えたり、ことわざを調べてみたりしてきましたが、自分で作ってみたことは無かったので、新しいチャレンジでした。いい経験になり、また作ってみたいなと思いました。ことわざのまた違う可能性を発見することが出来ました。」

【2022年応募 高校生】

ことわざを作ると聞いたとき、自分にことわざが作れるのか不安だったが、良いものを作ろうと考えれば考えるほどとても楽しかった。
ことわざを読んだ人がその意味を納得できるように作ることを心がけた。他にも、長々としたものにならないように気を付けた。

【2022年 クラス参加高校 担当教師】

 表現演習と言う授業で、小論文、活動報告書、志望理由書が書けるよう学んでいました。授業では、社説や評論を読んで書く、社会問題を調べて書くという学習がほとんどなので、たまにはユニークな創作活動をしてみたいと思っていたところ、今回の募集を見つけ、取り組んでみました。
 普段の授業とは異なり、自分の経験をもとに自由に想像しながらいきいきと取り組んでいました。授業では創作ことわざを作る足がかりだけを話して、夏休みの宿題の一つにしようと思っていたのですが、みんな筆がのってきて真剣に取り組み始めたので、そのまま授業で行いました。
普段、当たり前のように使っていたことわざが、リズムの良い短文でなおかつ示唆に富んだものであることに改めて気づいたと思います。そうなるように自分で創造することは難しく、長年ことわざとして親しまれているフレーズが、いかに面白く巧みな表現であるかに気づけたと思います。 
 参加してみて良かったことは、推敲するということを実感できたことです。普段から推敲の大切さを伝えていますが、自分で書いた長い文章に鋭い目を持ち続けることはなかなか難しいです。今回、短いけれど意味の詰まった、また語感やリズムも大切なことわざを作る過程で、生徒たちは自然と推敲を繰り返していました。 

【2022年 クラス参加高校 担当教師】

 もともと知識欲が高く、クイズや検定が好きなクラスでした。HRのネタを探しているときに、ことわざ検定を見つけました。それが10月だったので、創作ことわざの締め切りにちょうど間に合うこともあり、HRで取り上げました。前半の時間でことわざの学習用プリントから何題か出題をし、頭を活性化させました。班で競わせるととても盛り上がりました。後半の時間で創作ことわざに挑戦しました。
 テーマが「スポーツ」だったので、運動部の生徒はその経験を、文化部の生徒は体育の授業や体育祭、球技大会などの経験を思い出し、自身の得た教訓などをことわざにしていました。おかげ様で全員が取り組みやすいテーマでした。意外と説教された経験からことわざを作るケースが多かったです。
 「クラスで作ったことわざで辞典を作りたい」という嬉しい声があり、すぐに作りました。ちょうど大学受験真っ只中でしたが、もしあと一年早かったら何人かことわざ検定にも挑戦していたと思います。
また別の学年でやってみたいと思います。 

『家庭学習』の宿題のテーマとして
長期休暇の学年課題として
学校教育充実プログラムの一環として
ことわざの単元の副教材として

創作ことわざ作成
3つのポイント

ことわざを上手に作りたい!やるからには入賞したい!
入賞をめざすあなたに、こと犬から3つのアドバイス
「灯台下暗し」で解説

1.「たとえの意味」を考えよう!

読んだ通りの意味:灯台は遠くを照らすけれど、すぐ下は暗い。
たとえの意味:身近なことなのに、わかりにくいというたとえ。

このようにことわざには、読んだ通りの意味だけではなく、
教訓や生活の知恵などの『たとえの意味』があることが一般的です。
色々な場面で使えることわざであることを意識して作ってみましょう。

2.ことわざの意味をしっかり書こう!

身近なことなのに、わかりにくいというたとえ。
灯台は遠くを照らすけれど、すぐ下は暗いということから。

創作ことわざは、意味が肝心です。
どのような場面で使うのかを意識して「たとえの意味」を中心に書きましょう。
「読んだ通りの意味」も書きたい場合は、「たとえの意味」に続けて
「○○ということから」と由来として書くと、より伝わりやすくなります。

3.ことわざを使った文章を作ろう!

スマホが無いって言ってあちこち探しているけれど、
灯台下暗しだよ。
今まで座っていた席に置いてあるじゃないか。

ことわざは、このように会話や文章の中で使えるようにできているものです。
思いついたことわざを使った文章を作ってみましょう。

3つのポイントを参考に、あなたも創作ことわざに、レッツ・トライ!