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ことわざ大賞
入選作品発表 2023

2023年のテーマ「熱中」

2023年創作ことわざ大賞に、たくさんのご応募をいただきありがとうございました。
厳正なる審査の結果、入選作品が決定しましたので、ここに発表します!

沼地ぬまちから向日葵ひまわり

くるくるさん(社会人)

意味

どっぷりハマっていたことから思わぬ形で才能が開花すること

説明

ハマることを沼った?!と最近言うようになって、そこから連想したとき、そこから花が咲いたら、才能が開花したみたいで面白いなとおもったから。

文例

絵を描いていたら映像記憶ができるようになっただなんて、沼地から向日葵だね。

受賞の理由
From こと犬

「熱中」を「何かにハマること」と捉えた作品は多かったけれど、単に熱中しているシーンを思い浮かべるだけでなく、そこから発展した結果を上手くたとえたのがポイントだったね。
言葉のチョイスも面白かった!「沼地」というジメジメしたものと、ぱっと明るい「向日葵」の対比が効いてる。
思い浮かべる絵と、表現している心境がきちんとリンクして感じ取れたよ。
「沼る」という表現も近ごろはすっかり世の中に浸透してるから、聞いた人にも伝わりやすいんじゃないかな。
時代に合せたポップで面白いことわざだと思うよ。

「しおりかせ」

のあさん(社会人)

意味

夢中になったことにより途中で中断する必要がないこと。
何かに熱中することで本来必要なものが要らなくなること。

説明

本を読んだ時、熱中して一気読みしてしまったがために用意していたしおりがいらなくなってしまった経験があるのでその記憶から思いつきました。

文例

太郎くんのゲーム好きはまさにしおり泣かせだ。

受賞の理由
From こと犬

確かに面白い本を読んでると、しおりの存在意義がなくなるよねー。
長期休みに合せて、シリーズものを一気に買って読んでしまったら、一度も使用することがなかった、かわいそうなしおりが何枚も無駄に…とかね!あるある!
「あなた」と「本」の世界から、仲間外れになってしまってる「しおり」に視点を置いたことで、とても熱中している状態なのがひとことで表現できていて、素敵な着想だったね。

「だるまのエネルギー」

髙橋 聡太郎さん(小学生)

意味

夢中な気持ちは、たとえ失敗しても、何度でも立ち上がる力を与えてくれるということ。

説明

ぼくが夢中になることと言えばサッカーなので、サッカーをする時と他のことをする時との違いを考えました。サッカーは失敗しても、またやりたいと思うから、それが夢中ということだと思いました。何に例えるのが良いかを考えて、だるまが思い浮かびました。

文例

ぼくはサッカーに関しては、だるまのエネルギーを持っている。

受賞の理由
From こと犬

だるまと言えば「合格」や「勝利」など、縁起がいいもの。
その理由はまさに「転んでも起き上がる」ことからだよね。
有名なことわざの「七転び八起き」もだるまが転んでも起き上がることが由来だという説もあるから、だるまにたとえるのはまさに最適!
熱中して努力する様子がわかりやすく伝わったよ!

頭上ずじょうにハシビロコウ」

川手 逸暉さん(高校生)

意味

どんなに集中していても限界は来る。熱中しすぎも周りを見ないとすごいものを見落としてしまうかも。

説明

自分の周りでどれくらいのことが起こったら全員の集中が切れるのか考えた結果。

受賞の理由
From こと犬

情景を思い浮かべて、思わず笑っちゃったよ!
確かに誰かの頭にハシビロコウが乗っていたら、そりゃもう、他のことに集中なんてできないよね。
作品を作るにあたって、「どれくらいのことが起こったら全員の集中が切れるだろう?」という思考のプロセスがロジカルで面白かった。
インスピレーションにまかせて発想するのもいいけれど、表現したいことから逆算すると、こんなに面白いことわざができるのか!と目を瞠ったよ。

透明とうめい耳栓みみせん

鳥居 琉希さん(中学生)

意味

熱中してまわりの声が聞こえなくなる。

説明

弟がゲームに熱中していたとき、イヤホンをつけていなかったのになんど名前をよんでも、きこえていなかったから。

試合しあいあとあざ

井上 洸希さん(高校生)

意味

・物事に集中し過ぎて体の疲労や痛み、傷などに気づかないこと。
・ケガに気づかない程集中していること。

説明

今年のテーマが「熱中」だったので自分の部活をしている様子を浮かべたから。

いたならいろをつけるがよし

ソラリオンさん(小学生)

意味

絵を書いたのに色をぬらないのは努力のむだになってしまう。さいごまでがんばって熱中することがよいということ。

説明

絵を書いていて、色をぬらなかったので、熱中がいらなくなってしまったような気がしたから。

ヘビロテしてあおタン

鈴木 眞さん(中学生)

意味

人に言われるまで集中して一つのことに楽しんでしまい、周りが見えていなく、怪我するから危ないと注意されるさま。

説明

スノボで一本一本の滑りに集中し過ぎて頭がスキー場の雪のように真っ白になってしまい、怪我をしていることを忘れ楽しく滑っていて、人に言われるまで何回も何回も同じ滑りをして直したいところもくせがついて、直るのにも時間がかかること。

わたしいま、シンデレラ

岡本 愛莉さん(中学生)

意味

シンデレラは物語中に自分のくつがぬげたことを忘れるくらい熱中に走っていたので、(裸足になってでも)熱中に何かをめがけて走っている、頑張っている様子をあらわしたたとえ。

説明

熱中になっている姿を最大限に、みんなに伝わるような、おもしろい感じで伝えたかったから。

モクモクぶた泥遊どろあそ

福寿 響さん(高校生)

意味

人でいうならばモクモクは、毛であり豚はきれい好きで泥で土を落とすため身体をキレイにするという意味。またモクモクは、黙々と集中している様子でもある。

説明

人は清潔感が大事であるから。

のめりこむのち ねむりこむ

梨さん(高校生)

意味

好きなものに熱中している時間はあっという間に経つし寝てしまう。

説明

アニメを夢中でみて、自分なりの解釈を考えているうちに気づいたら眠っていて朝目が覚めたから

づいたらわっているこい

小嶋 瑞希さん(中学生)

意味

アタックすることに夢中になっているといつのまにか終わっているというたとえ。

説明

失恋しているから・・・。

応募してみての感想

先生の声

学校法人高千穂学園 小林西高等学校

創作活動(短歌・俳句・エッセイなど)を行う選択授業で取り組みました。まず過去の作品を読んで、「納得する」「意味がわからない」などと、言い合っているのが楽しそうでしたが、自由に作って良いとなるとなかなか筆が進みませんでした。「もっとたくさんのことわざを知っていれば作りやすかったのに」という生徒もいたので、今後興味を持ってくれるといいなぁ、と思います。

入選者の声

学校法人高千穂学園 小林西高等学校

自分の思っている言葉をどのようにしたら伝わるかな、と考えて作りました。
考えるのはとても楽しかったです。
入選できるとは思っていなかったので、とても驚きました。
多くの人に自分の創作ことわざを読んだり見たりしていただけたら嬉しいです。

先生の声

学研WILL学園大阪梅田キャンパス

当校では総合的な学習の時間・探究学習の一環として外部のコンテストへの参加を重視しており、その一環として応募いたしました。
悩む様子もありましたが、テーマが決まっていることと、作文などに比べると短文で取り組みやすいこともあり、積極的に参加していたように思います。
日常的にことわざを多用するような世代ではありませんが、今回をきっかけにことわざを身近に感じてもらえればと思います

入選者の声

学研WILL学園大阪梅田キャンパス

ことわざは、話し言葉とは違う表現なので、思いついたものを形にすることが難しかったです。
昔の人はどのようにしてことわざを作ったのか気になりました。
ことわざを作るにあたっては、語尾の音を揃えることを意識しました。
気軽に楽しみながら作ったものが選ばれて驚きました。
同時にとても光栄なことだと思いました。

先生の声

上伊那農業高校

表現力向上の授業で取り扱いました。
提案した段階では、「不可解」という目で見られました。それでも過去の作品を提示すると、熱心に制作する生徒が多くいました。出来上がった作品を隣同士で見せ合って、笑ったり面白がる姿が見られました。楽しく取り組んでくれたように思います。
ことわざの授業として取り上げなかったためか、ことわざに対する気持ちに変化は見られません。しかし、文章を作品として作り上げること、作品には制作者だけではなく鑑賞者がいることについて少なからず意識されるようになったと感じています。
コンクールに挑戦し、入賞できる経験は、普段の自分を見知らぬ他者を意識し、彼らから評価されることであり、それは私の想像以上に大きな励みになるのだと実感しました。また、勉強することや評価されること、その姿を賞賛しあう雰囲気がはぐくまれ、よい授業風景につながりました。

入選者の声

上伊那農業高校

創作ことわざ大賞というものがあることを、今回参加して初めて知ったが、自由に作れて楽しかったし、ことわざに興味をもつきっかけになったと思います。
自分のふとした思いつきで作ったもので入賞してびっくりしていると共にとてもうれしいです。

先生の声

宇都宮市立雀宮中学校

学級生徒の言語活動の充実を図りたいと常に思っていました。
ことわざになじみがない生徒も多く、苦戦していた様子でした。ですが、友人と協力しながら考えているうちに面白さも感じることができていたのではないかと思います。
私も、生徒たちの発想の豊かさや実生活と結びつける応用力を改めて感じることができました。
創作ことわざに取り組んで以降、ことわざだけでなく、言葉への興味は高まったのではないかと思います。
活動を行ってからしばらくそれぞれが考えたことわざについて話す姿もありました。
自分で考えるというのがぴったりだったのだと思います。

入選者の声

宇都宮市立雀宮中学校

始めは何を書けばよいのか悩みました。
それでも、思ったことを名言っぽくするつもりで書いてみたら楽しく取り組むことができました。
ことわざを作るにあたっては、その時の恋愛について書いてみました。
上手く、わかりやすく書こうと頑張りました。
入選するとは思っておらず。実感がなかったです。
それでも,賞状をもらった時にはすごく嬉しく、やってよかったなと感じました。

先生の声

楊志館高等学校

国語の力を楽しく上げるために何ができるかを考えた時に、作品コンクールに参加をさせたいと常々考えていました。
「創作ことわざ大賞」を見つけてチャレンジしたところ、全員、非常に楽しそうに取り組んでいました。
最初はどんなことを書けばいいか分からず、筆が進んでいませんでしたが、お手本を見て考えていく中でどんどん案が思い浮かんでいる様子でした。
ことわざに対する気持ちに変化があったかはわかりませんが、その後の授業では言葉に親しみを持ちながら取り組んでいるように感じます。

入選者の声

楊志館高等学校

ことわざを作ったことがなく、提案された時は難しそうだと感じました。
しかし、ルールがわかりやすくて作りやすかったです。
「馬の耳に念仏」など、昔からあることわざの凄さを改めて感じました。
創作にあたっては、ことわざに何か意味を込めるという点が、工夫した点であり難しかった点でもあります。
まったく入賞するとは思っていなかったので、とても驚きました。
自分の作ったことわざが評価され、副賞もいただくことができたため非常にうれしく思います。